2021 June

 

 
 
 
新しい月を迎える一日は清々しいもの、とは言え事務所は山積みの伝票。コロナ禍で激減した外出と会食、伝票を繰りながら日記の様にひと月を振り返る静かな時間。時おり事務所の天井をひと休み、ひたすら入力は続く。

 

 

 
 
 

パリから羽田に到着すると厚生労働省の規定に従って幾つものアプリをダウンロード、それぞれの容量が重くiphoneのストレージがいっぱいに。早速新しいiphone12に機種変更、データの移行もアプリの再設定も拍子抜けするくらいカンタン。docomoの担当者S氏の神業のようなタッチの早さであっという間に完了、IT機器もアップデートが必要な時代・・・。

 

 

 
 
 

帰国後の自主隔離期間を終え久しぶりの外出、ワタリウム美術館に展覧会を見に行く。コンパクトで美しい空間に現代アートが並ぶ自由な空気感、何とも言えない伸びやかな気持ちに。

 

 

 
 

旧千代田区練成中学校を改修して誕生したアートセンター「3331 Arts Chiyoda」に友人の展覧会を見に行く。現代アート、建築やデザイン、地域の歴史や文化まで幅広い表現を発信する「アートの拠点」は教室や廊下、懐かしい靴箱なども美しく再利用されていて高校時代を思い出す。「昭和レトロ」風ではない、モダンな改修が素晴らしい。

 

 

 
 
 

コロナ禍以降打ち合わせもオンラインになりショッピングもオンライン、久しぶりにリアルなお買い物が楽しい。パリの蚤の市のようなお気に入りのブティックも今月いっぱいでクローズ、コロナの影響はどこまでも色濃く・・・。

 

 

   
 
 

久しぶりに街に出てみると緊急事態宣言中のせいか表参道はガラガラ、パーキングロットも殆どが空いている。臨時休業のカフェやブティック、「貸物件」の貼り紙が目立ち何とも切ない夕暮れの表参道。

 

 

 
 
 

パリに留学したばかりの頃、大家さんに連れられて初めて訪れたIKEA。パリ郊外の巨大なショッピングセンターにある広大なインテリアショップにまだ子供だった私はびっくり!大家さんとお喋りしながらあれこれ選んだ楽しい思い出が蘇る。世界共通の内装に原宿駅前とパリ郊外がシンクロ、そしてタイムスリップする不思議な時間。

 

 

 
 
 

決算を控えて書類に溢れる事務所、本当に片付くのだろうか?と不安がよぎる。梅雨とはいえ快晴の空、事務所の階段を眺めつつ入力の作業は続く。ようやく全てを終えてまとめてみると寂しいくらいスッキリ、膨大な作業量も忘れる爽やかな達成感。

 

 

 
 
 

過去の掲載誌をまとめたポートフォリオ、ページごとにスキャンをしてデータ化する作業もすっかりルーティンに。全ての記事がインデックス方式でスグに見られるシステムも確立して増えていくデータも安心。

 

 

 
 
 
 

「北斎と広重展」を見に江戸東京博物館へ。展覧会の後久しぶりに常設展を覗くとその壮大なスケールに圧倒される。日本橋も石垣も実物大? まるで江戸の町に迷い込んだよう。博物館というよりテーマパークかと思う面白さ、精密に作られた再現模型も興味深い。お相撲観戦の思い出も懐かしい国技館を遠くに眺める。

 

 

 
 
 

懸案だった写真のデータ化がいよいよスタート、CR-ROMに溢れるアトリエのテーブル。延々と続く作業に呆然としつつひたすら篭る日々、懐かしいデザインのジュエリーやスケッチ、素材写真に新たなインスピレーションも・・・。

 

 

 
 

半年に一度、事務所とアトリエの備品を揃えにホームセンターへ。広大な敷地にキッチンカーやガーデンセットが並ぶアメリカの郊外型ショッピングセンターのようなモール、コロナ禍で大人気という家庭菜園用の苗のコーナーには可愛らしいトマトやピーマンが並ぶ。爽やかな風に吹かれて一休み、シアトルにでもいるような気分。

 

 

 
 

昨年の緊急事態宣言時に始めたランニングとバドミントン。すっかりルーティンになった夕方のブレイクタイム、広々とした緑を眺め仕事で疲れた目を癒す。雨上がりの快晴、大きな虹の橋が渡る。

 

 

 
 
 

長引く緊急事態宣言で再びほとんどの打ち合わせがオンラインになり、ひたすら事務所に篭ってデータ整理の日々は続く。ひとまずCR-ROMの分類も終わり、展示用の写真とパネルの照合作業も終了しようやく一段落・・・。

 

 

 
 

パリから戻り2週間の自主隔離を終え溜まっていた膨大な仕事も一段落、久しぶりに軽井沢へ。橋を渡り彫刻の様に聳える横川のインターチェンジのライトが見えて来るともうすぐ軽井沢。澄んだ空気を肌で感じつつ大きく深呼吸、ようやく帰って来た実感。

 

 

 
 

梅雨の晴れ間の快晴、木漏れ日が眩しい緑のトンネルを抜けようやく我が家に到着。お祝いにふさわしい晴れやかなお天気に恵まれ、テラスでバースデーランチのセッティング。鬱蒼と生い茂る木々の勢い、森の緑に元気をもらうよう。

 

 

 
 
 

湿度の高いグルーミーな霧雨の朝、散歩方々プリンスショッピングプラザに行く。朝露に濡れて一層色濃くなった緑が広がり、ダイナミックな遊歩道はアメリカのアウトレットモールのよう。ブックストアや幾つかのショップを覗き・・・、何を買うでもないのんびりしたショッピングもたまには良いモノ。

 

 

 
 

毎年この季節になると鬱蒼と茂る緑が息苦しくなるほど。雨上がりの強い太陽に照らされキラキラ光る木々の緑と真っ白なギャラリー、コントラストが美しい朝。コーヒーマグを片手にテラスで鳥のさえずりを聴く静かな時間・・・。

 

 

 
 

知人を訪ねて某社を訪れるとイタリアの建築家、カルロ・スカルパのデザインを彷彿とさせる素敵なエントランス・ロビー。鬱蒼と茂る緑と爽やかな水の音、都会のど真ん中、それも会社のエントランスとは思えない。アンリ・ルソーの絵「ジャングル」の絵を思い出す。

 

 

 
 

明治21年(1888年)小石川関口教会製パン部として創業された関口パン。今でも昔ながらの製法に拘る日本で初めての本格的なフランスパンはシンプルな材料でしっかり焼いた素晴らしい風味、緑あふれるテラスで挽きたてのコーヒーと共に・・・。すっかりパリ気分の午後、打ち合わせは続く。

 

 

 
 
 

パリの蚤の市のようなお気に入りのブティックも今月いっぱいでクローズ、名残惜しく打ち合わせの合間に覗いて見る。閉店準備の慌ただしい雰囲気、既に梱包も始まっている。表参道ヒルズはテナントもガラガラ、コロナの影響はどこまで続くのだろう。

 

 

 
 

対面の打ち合わせも再開したりリモートになったり、緊急事態宣言やオリンピックで全てが大混乱。久しぶりに表参道を歩くと「貸店舗」の貼り紙があちこちに。今年いっぱいの期間限定のフレグランスショップ「メゾン・マルタン・マルジェラーREPLICA」も入店人数の制限中、真っ白なインテリアとユニークなネーミングの香水に心が洗われる。

 

 

 
 
 

オリンピックのためにかろうじて解除した緊急事態宣言、それでも時短営業は続きアルコールの提供は19時までとか。かつては席を見つけるのが難しいほど賑わっていたカフェも19時でほぼクローズ、既に人はいない・・・。

 

 

   
 
 
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昨年の緊急事態宣言以来続くデータ整理の日々、来る日も来る日もUSBやらCD-ROMを前にPCに向かう。いつの日か全てがスッキリ整う事を夢見て、おそらくクリエーターの殆どがこの悩みを抱えているのでは?「千里の道も一歩から」と自分に言い聞かせつつ懐かしい写真に見入ってしまう。

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